台風コロッケの由来と意味とは?ネットで広まった意外な理由

台風が近づくと、SNSで「コロッケ買ってこなきゃ」「今年も台風コロッケの季節だ」といった投稿を見かけることがあります。

初めて目にした人は「なぜ台風の日にコロッケ?」と不思議に思うかもしれません。

私自身、最初に台風コロッケという文字を見たときに「台風コロッケとはなんだ?」になりました。

実は「台風コロッケ」は、気象情報や防災とは直接関係のないインターネット発祥の文化です。

今回は、台風コロッケの由来や意味、そしてネット上で長年愛され続けている理由について紹介します。

ネットで広がった台風コロッケの意味とは?

台風コロッケとは、台風が接近した際にコロッケを買ったり食べたりするネット上の習慣を指す言葉です。

もちろん、防災上の理由でコロッケが推奨されているわけではありません

あくまでインターネット上で生まれたジョークやネタの一種です。現在では「台風が来るとコロッケを食べたくなる」という半ば恒例行事のような扱いになっています。

そのため、「台風コロッケ」という言葉自体に深い意味はありません。しかし、多くのネットユーザーが共有する“お約束”として定着しているのです。

台風コロッケの由来は?2ちゃんねるの書き込み

2001年の何気ない投稿が始まり

台風コロッケの由来は、2001年8月に当時の巨大匿名掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」へ投稿された一つの書き込みだとされています。

台風11号の接近を実況するスレッドで、あるユーザーが次のような内容を書き込みました。

「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」

この一文には特別な説明も理由もありませんでした。しかし、その何とも言えないシュールさが多くの利用者の心をつかみます。

なぜコロッケだったのか

実は投稿者本人がなぜコロッケを選んだのかは分かっていません。

保存食として優れているわけでもなく、台風対策との関連性も特にありません。それにもかかわらず、緊張感のある台風実況の中で突然登場した「コロッケ16個」というワードが強烈なインパクトを残しました。

結果として、多くのユーザーが「自分もコロッケを買ってきた」「コロッケが食べたくなった」と反応し、ネタとして急速に広まっていったのです。

台風コロッケがネットで広まった理由

シュールで真似しやすかった

ネットミームが広がるためには、分かりやすさと真似しやすさが重要です。

台風コロッケは、「台風が来たらコロッケを食べる」という単純なルールだけで成立します。難しい知識も必要なく、誰でも参加できるため、多くの人が気軽に楽しめました。

SNS時代との相性が良かった

2000年代後半以降、ブログやX(旧Twitter)などのSNSが普及すると、台風のたびに「台風コロッケ」が話題になるようになりました。

実際にコロッケの写真を投稿したり、「今年もコロッケの日が来た」と盛り上がったりする流れが毎年繰り返され、ネット文化として定着していきました。現在でもSNSやネット掲示板では、台風接近時に関連投稿が数多く見られます。

スーパーやメディアも取り上げるようになった

近年では一部のスーパーや惣菜売り場が、台風シーズンに合わせてコロッケをPRするケースも見られます。

また、ニュースサイトやIT系メディアが「台風コロッケ」をネット文化として紹介したことで、インターネットをあまり利用しない層にも認知が広がりました。

何気なく投稿したであろう、25年前の2ちゃんねるでの投稿…ここまで大きくなるとは恐るべし…

台風コロッケに意味はあるの?

防災効果があるわけではない

誤解されがちですが、台風コロッケに特別な防災効果はありません。

台風への備えとして重要なのは、水や非常食、モバイルバッテリー、懐中電灯などの防災用品を準備することです。コロッケはあくまでネット上のユーモアから生まれた文化であり、防災対策そのものではありません。ここは勘違いしてはダメな点ですね。

緊張を和らげるネット文化

一方で、台風コロッケには別の意味もあります。

台風接近時は不安な気持ちになりがちですが、ネット上で同じネタを共有することで少し気持ちが和らぐ側面があります。実際に「台風コロッケ」は20年以上にわたって語り継がれ、多くの人に親しまれてきました。

Machan
Machan

たしかに、台風の時はとても不安になるよね。でもどんな所、場面でも繋がりを感じられる現代社会、これからも台風コロッケという言葉ななくならないでほしいね。

奥さん
奥さん

台風自体こないでほしいのが本音だけどね…

まとめ

台風コロッケとは、2001年に2ちゃんねるへ投稿された「コロッケを16個買ってきた」という何気ない書き込みから生まれたネット文化です。台風時にコロッケを食べるという意味を持ちますが、防災上の特別な理由はありません。

それでも、シュールで親しみやすいネタとして多くの人に愛され、SNS時代になった今でも台風のたびに話題になります。

もし次に「台風コロッケ」という言葉を見かけたら、その背景には20年以上受け継がれてきたネット文化の歴史があることを思い出してみてください。

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